∑とは、データを合計しなさいというコマンドです。

i=1のiはデータの番号です。また、nはデータの数です。この場合、データの1番目からn番目のデータを合計しなさいという意味です。例えば、以下のデータ1を合計してみましょう。

データ1:2  4  5  6  8

となり、表で表すと以下のようになります。

データの番号 データ
1 2
2 4
3 5
4 6
5 8
25

∑(シグマ)という記号が出てきたら、データを合計すると覚えておいてください。では応用問題です。データ1を使って次の式の計算してください。

データ1:2  4  5  6  8

これは、データの2乗の合計のことを表します。つまり、

となります。QC検定では、シグマの式を単純化し、下記のように表現される場合が多いので覚えておいてください。